6okken
6okken
[略歴]
山梨県河口湖の6棟の家々を拠点に、2022年夏から、生活/表現活動/運営が一体となった「アーティスト・ラン・レジデンス」を運営しています。ここには現代美術だけでなく、音楽や建築、編集や場づくり、演劇やVtube、アニメーションなど、分野を問わないあつまりがあります。そして、”アーティスト”をとりまく環境/状況/条件についての、肩書にとらわれない研究と実践を重ねています。
さらに、蓄積された知恵をもとに、東京、周辺地域、各地方のアートプロジェクトへ参加、世界各国のアート機関と連携、合宿型ワークショップを開発・実施。様々な「外部」との対話によって実践を深めています。
〈6okken〉はこの活動の先に、2020年代以降の”アーティスト”の未来像を目指します。
【主催展示・企画など】
合宿型ワークショッププログラム「エクスペリメンタルキャンプ:EXC」2023〜継続的に開催, 河口湖周辺および6okken内.
合宿型ワークショッププログラム「學宿:念の習得−パフォーマンス・キャプチャ」2023年8月19日〜8月20日, 6okken.
芸術祭「ダイロッカン」2024年3月30日〜3月31日, 森と湖の楽園, 河口湖., 山梨県共催.
やまなしメディア芸術アワードメタバースプロジェクト「拡張遊歩」2025年3月8日〜3月30日, 河口湖, 山梨県主催.
【参加展示・企画など】
EASTEAST_ 「YEASTYEAST by 6okken」2023年2月17日〜2月18日, 科学技術館.
ATAMI ART GRANT 2023「肺HOT・センター」2023年11月18日〜12月17日, 熱海市.
open call「2123: A Domestic Odyssey curated by 6okken」2023年8月10日. オンライン.
KAC参加メンバー
小川楽生(オガワラクキ)
石川・奥能登出身。キュレーター。6okken R&D 主任。
先天性両耳重度難聴・人工内耳装用を自身の背景としながら、「ことばを使って話すことは当たり前のことではない」という態度を採っています。キュレーションにおいては、東アジア全般における地理的な不安や、現代アートの抱えている「現代性」という魔力といった課題感覚をもとに、人類学・詩学での議論を汲んだ「現代アートのキュレーション」を思考/志向/試行しています。大きな軸としては、以下のような事項に関心があります。
インターネット/オンラインコミュニケーション上での死について。
キリスト教的な範例性と市場経済の同盟関係に対する、抵抗について。
人類学的な袋小路と、現代アートの「新しさ」の魔力を重ね合わせ、理論的な筋を作ること、つまり、現代アートそれ自体を扱うための理論的なフィギュールを与える、ということ。
上記に伴い、アジアの現代アートを扱うための土台に、寄与するテクスト群を考えること。
理論的な水準では、人類学の文献や、フランス現代思想などを読みつつ、実践的な側面では、展示の構築を行なっています。そのほか、グラフィックデザインや、タイポ組み、照明設計、什器設計などの業務も関連して、行うことにしています。
山口みいな/miina yamaguchi
アーティスト/線を引く・場をつくる人
線を引く行為、ドローイングを通じて他者との対話や自己表現を行う。
また、山梨県にあるアーティストランレジデンス6okkenの運営、合宿やWSの企画、根津にあるシェアスタジオ運営管理、パフォーミングコレクティブ『pito』の活動等を行っている。
さまざまな活動を通し自己の思考を解体し新たな価値を探求する実験的”場づくり”を提供している。
そして、メインの活動であるプロジェクト『 ドローイングセッション』は身体の思考を通し言語以外で他者と対話するための実践である。
自分らしくいられるかつそれを共有できる人間たちと共にある事を目指す。
[グループ展・アートフェア]
多摩美術大学卒業制作展優秀作品賞/福沢一郎賞受賞,drawingsession 主宰(2021-2024)、個展(gallery seana ,2023)、パフォーミングWS 企画(ATAMI ART GRANT 2023)、pitoパフォーミングWS2024(Murasaki Penguin Project Totsuka)
Exhibition Space
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